2020/12/24 ロシア旅行記

今朝の体温は36.8
那覇空港羽田空港

ロシア入国に際しPCR検査陰性証明書を取得する必要がある。その検査があしたの9:30で予約してある。それまでには何がなんでも感染を避けなければならない。
最近はもう人が半径1m以内にいるだけで嫌悪感がある。とても敏感になっている。
歩く人すれ違う人を見る目が以前とは全然違っている。誰もが病原菌に見ててそれと闘っているような感覚に陥ってしまう。
5分に1度はアルコールを全身に降り注いでガードしたくなる。

那覇空港に着いたがまずチェックインカウンターに客が誰もいなかったのが印象的だった。
例年のクリスマスシーズンにおける搭乗率は知るところではないが、やはり大分落ち込んでいるのだろう。
そのせいか、自分がチェックインするときは係員が5人くらい集まって異様に手厚く受付してくれた。

そうこうしているうちに搭乗時間になった。ところがどっこい機内は人が結構いたので少し驚いた。左隣にいる若めの男性がちょっとうるさくていやな気持ちになってしまった。人と接することが嫌になってきてしまう。心配ごとが日に日に重なっていくとこんなに心が荒んでしまうのだと分かった。
でも1年ぶりの飛行機はわくわくした。やっぱり飛び立つ前のあの高揚感はいいものである。機内ではipadに入れておいたローマの休日を観ながら過ごしていた。

羽田空港に到着した。久しぶり。
荷物受け取りの際は必ず線をはみでるものがいる。大体は中国人かYoutuberみたいな髪をした若者である。今回も例に漏れなかった。
ホテルまでは電車で移動。電車に乗ると上京したての頃を思い出す。電車の乗り換えもスムーズに出来るようになったのは誇らしいようなさみしい気持ちがある。
ホテルは非常に綺麗な外装だったが部屋は非常に狭かった。10㎡くらいしかない。これで2泊2万ほどするのだから東京の感覚は狂っていると思う。ロシアで2泊2万あれば高級ホテルでのびのびと出来るが色々比較してもしょうがない。
何も食べていなかったので付近のコンビニに出かける。細かいお惣菜がところせましと並んでおり心躍った。沖縄にもセブンイレブンはあるのにこんなにラインナップが違うのは不思議に感じる東京は何でも手に入るんだなぁと思う。

明日は羽田空港までPCR検査を受け陰性証明書を取りに行く。早めに休息をとる。ねむる。たとえ今コロナにかかったとしてもこの一晩で治す、そんなつもりでねむる。おやすみなさい。